バブルの時代にはスキーが一種のブームで、映画でも「私をスキーに連れて行って」が大ヒットするほどの人気がありました。その後バブルがはじけ、以前ほどの人気はなくなり落ち着いてきていますが、ここ最近、以前のブームの火付け役であった世代も子育てを終え、多少は生活に余裕も出てきたためか、中高年でまたスキーをやり始める人が増えてきています。若い世代の場合はスノーボードをやる人が多くいますが、ここ最近はスキーを始める人も多くなりつつあるようです。以前からも移動手段のひとつとしてツアーがありましたが、ツアーの場合は時間にしばられてしまうなどの制約もあり敬遠された時期もありました。

そのため自分の自動車で自由気ままにいける方法を選ぶ人が多数派でした。自家用車で雪道を走るにはそれなりの準備が必要となります。たとえば雪道を走行するためのチェーンを購入したり、スタッドレスタイヤに履き替えなくてはなりません。また雪道を安全に走れる四輪駆動車に乗り換える人も見られましたが、何かと大きな出費が必要でした。

一時期、ウィンタースポーツに離れて、しばらく経ちまたやり始めるということになるとまたこれらの出費が必要となってきます。その点、ツアーでの参加はそういった初期投資なく楽しめるというメリットがあります。また中高年の人にとっては体力的にも気力的にも神経を使う雪道の自動車走行は大きい負担ともなりますが、ツアーではそういった問題もないため、よい方法と言えます。スキーを久しぶりにやってみようと考えているのであれば、まずは気軽なツアーで行くのも良いかもしれません。